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田七人参とは
田七人参とは、高麗人参の親戚にあたるウコギ科の多年生植物です。中国では古来より医薬品にも含まれる生薬として重宝され、欧米でも「万能の南方の人参」として注目を集めています。二億数千年前から地球に存在し、「最古の人参」と呼ばれているのです。
田七人参の産地
田七人参は世界中で使われている生薬ですが、中国のごく限られた地域でしか栽培されていません。その地域とは、中国の雲南省の東南部から広西省の南西部というほんの一部。この地は「中国南西部の秘境」ともいわれています。しかも平地ではなく、標高1500~2000mの高地、そして傾斜地という過酷な環境の地で栽培されているのです。
田七人参の栽培
田七人参は非常に手間がかかる植物といわれています。直射日光を嫌うために覆いをかけ、開花すれば根部に栄養を行き届かせるための花部の切り取り作業が必要です。そしてその栽培には、7年もの長い年月を要するのです。
そして驚くべきは、収穫後の大地の変わり様。田七人参を収穫した後の畑には、その後10年間雑草すら生えることがありません。それは、田七人参が大地の栄養を全て吸収してしまっているからなのです。そのために田七人参は連作が全く行えず、収穫後は焼き畑をしながら移動栽培を行わなくてはなりません。なんとも手間ひまをかけて丁寧に作られた、究極の生薬なのです。
田七人参の魅力
中国では古来より薬膳料理にも用いられ、「肝臓や心臓の守り神」とまでいわれています。また栽培の手間とその効能から「金不換(お金に換えられない、いくらお金を積まれても渡したくないほど貴重である)」と呼ばれていたほど高価な品であり、王侯貴族など特権階級のみに食すことが許されたものであったそうです。





